2014年7月18日金曜日
早稲田とベネッセに見る誠意のなさ
小保方さんの学位は守られました。
なんとも後味の悪い小保方博士論文調査委員長の会見でした。
結論ありきで、それにあった理屈をこね回す。
調査委員長は弁護士に任せたらダメですね。
普段から倫理観を超越したところでドンパチやっている人々ですから。
2014年7月14日月曜日
笹井研、研究費6億円の謎
理研CDBの笹井芳樹研究室の研究費が6億円って、何に使ったのでしょうかね?
出張55回で旅費総額が496万円とか実験用椅子が24万円とか些細な問題ばかりがあげつらわれていますが、実は単独研究室で6億円の研究費ってかなり異常なことだと思います。
2014年7月4日金曜日
理研って本当は商店街みたいなもの
理研ってそもそも、商店街みたいなものなんです。
野依さんが商店街会長でCDB,BSI,各種センターが商店主。
CDBをさらに細分化できて、CDBをひとつの商店街と捉え直すと、竹市センター長が商店街会長で、笹井さんが商店街副会長みたいなものだと思います。
2014年6月7日土曜日
リスクをとれない今のアカデミア
競争が激しいと成果が生まれやすくなるというのは当たっているようで当たっていないんですね。
科学の世界では必ずしも正しくない。
競争が激しくなるとどうしても近視眼的になってしまう。
昨日・今日のこと、直近でどのように評価されるかが重要になってしまう。
2014年5月22日木曜日
これって実は結構重大な話なのに理研は調査しないのね。
STAP 不正認定以外にも複数の疑義
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html
STAP細胞の論文は2本出ていて、
これまで、理研が取り下げを勧告した論文はNatureのArticleの方だけってのが実はポイント。
2014年5月20日火曜日
若手にもっとチャンスを
この前書いた、「理研の任期制PIの苦闘」
での反応見てて、文章書くのは難しいんだなと思った。
まず、私は「実力主義」礼賛派なので5年も期間があって何にも軌道に乗せていないPIが多額の経費がかかる研究室を主催するべきじゃないという考えには基本的に賛成。
2014年5月14日水曜日
理研任期付きPIの苦闘
2014年5月1日木曜日
最近のボット対策についていけてない→裏にAI(人工知能)の急速な進化があった
2014年4月26日土曜日
石井元委員長ラボからの"切り貼り"論文
2014年4月22日火曜日
小保方さんに対する仲野徹・大阪大学生命機能研究科長のコメントまとめ
近藤滋さんも所属する大阪大学大学院生命機能研究科の研究科長に就任した仲野徹さんは連日、小保方さんに苦しめられていますw
読んでたら、吐き気がしてくるなぁ、この不服申立書とやらは。
http://t.co/uPN5x1i6KW
— なかのとおる (@handainakano) 2014, 4月 21
2014年4月18日金曜日
笹井さんと旧知の近藤滋大阪大学教授のコメントまとめ
笹井さんは見事に素人の記者を煙に巻きました。巧みに質問の趣旨をずらし、核心部への質問をかわしきったようです。
笹井さんと同門の大阪大学教授・近藤滋さんが今回の件を的確にずばっと斬っております。
笹井さんも近藤さんも京大大学院医学研究科で中西研と本庶研という極めて近い距離にいた旧知とのこと。
近藤滋さんの写真
2014年4月14日月曜日
小保方さん、科学ってのはプロセスを楽しむもんだよ
2014年4月13日日曜日
Bloggerで全記事一覧を作る
2014年4月7日月曜日
STAP細胞の検証に1300万円もかけるってどうかしてるぞ
2014年4月3日木曜日
死にかけた細胞からのOCT4の発現はよく知られていること
2014年4月1日火曜日
理研の大迷走、小保方騒動はどうなるの?
2014年3月22日土曜日
ビッグラボ化は研究の質を下げる
今年度から始まるImPACT(革新的研究開発推進プログラム)は
予算総額550億円で5~10件のプロジェクトを採択する予定(期間は5年)。
単純計算で一件あたり50〜100億円。
一件一年あたり10〜20億円。
これはひどいことが起きそうです。
政府の人間は大きなお金をつっこめば、
大きな成果を得られると勘違いしているようです。
研究費とインパクトのある論文の出版数の関係の調査結果を紹介したいと思います。
NIHのサイトからの引用です。
2014年3月20日木曜日
1100兆円の国債をどうやって返すか?
日本は1100兆円を超える国債を抱えている訳です。
これをどうやって返すのか?
で、現状把握すると、利率加重平均は
1.19%
http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/appendix/2303zandaka04.pdf
今借りている借金の平均利率をしめしています。
若山さんが第三者機関に送ったSTAP幹細胞によって全てが明らかになる
2014年3月12日水曜日
STAP細胞で、理研も追いつめられてますね〜
これは理研にとってかなり重大局面です。
組織防衛をしようとしたがために、逆にピンチに追い込まれています。
理研にとって特定国立研究開発法人に指定されることは非常に重要なことでした。
それがSTAP細胞の疑惑によって無に帰するかもしれないわけです。
2014年3月10日月曜日
生暖かく見守ってきたSTAP細胞でしたが、ついに最終局面を迎えそうです。
ついに決定的な捏造の証拠が出てしまいました。
11次元さんの第一報
不正な画像流用の説明図はこちら。
決定的な研究不正(捏造)の証拠と言えるでしょう。
以前、指摘されていた不自然なテラトーマ画像の件も、今繋がりました。 http://t.co/cle9EPfeYe pic.twitter.com/pS3zCPGuFP
— 論文捏造&研究不正 (@JuuichiJigen) 2014, 3月 9
画像流用の説明図はこちら。 pic.twitter.com/W07G6mvwFH
— 論文捏造&研究不正 (@JuuichiJigen) 2014, 3月 9
同時に中日新聞も博士論文を入手し、同じことを報じています。
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140310064205490
2014年2月25日火曜日
結局、小保方さんのSTAP細胞は本物なの?
2014年2月21日金曜日
小保方ミステリー劇場
世界中で追試が行われており、STAP細胞の検証サイトでは10件中10件とも失敗という結果に。
Nature誌独自の調査でも10研究室ほどがトライしていてうまくいっていないとのこと。
(捏造説の勢いが止まりません。理研は会見を!)
2014年2月19日水曜日
科学行政・大型プロジェクトはこうして生まれる。
経産省系や総務省系のプロジェクトは驚くほどいい加減に決まります。
基本的に官僚はプロジェクトを立ち上げることはありますが、それが成果を生むかどうかわかる時点では違う部署に移っています。
つまり、責任を負う必要がないのです。
そういうわけで、官僚は、できるだけ大規模なプロジェクトを始めようとします。
流れとしてはこんなかんじです。
官僚が実績作りに何かしたくなる。
↓
面白そうな研究、有名な教授を探してきて
↓
相談 + 丸投げ
↓
数百億のプロジェクトの絵が描かれて
↓
たまたま予算枠に通ると
↓
プロジェクトが走り出す!
こういった形のプロジェクトはNEDOやNICTなど研究者の監視がゆきとどかないところで生じています。
予算策定の経過が不透明、人選と予算規模が不適当。
予算規模が大きくなればなるほど
その詳細はいい加減になります。
小口でたくさんの研究者に予算をつけた方がよほど生産的でしょう。
2014年2月17日月曜日
小保方さんの捏造騒動について
小保方さんのSTAP細胞発見の報道から2週間、もう捏造騒ぎになっています。
過去のバンドの切り貼りは黒!
捏造ではないと信じたいですが、小保方さんの過去の論文における
バンドの切り貼りは、
完全に黒です。
この手口、過去にもさまざまな捏造論文でも行われている古典的な手法です。
しかも、科学者のキャリアをスタート時点、つまり博士論文ですでに手を染めています。
2014年2月12日水曜日
インパクトを考えて研究する
インパクトを考えて研究すること。
これって結構大切です。
アカデミアの雰囲気としては、そのような不純な動機で研究するなんてとんでもないといった感じかもしれませんが。
でも、今時、社会にインパクトを与えられない研究は淘汰されていくと思います。
すでに助教のポジションはパーマネントではありませんし。(ほとんどの大学でそうです。)
自分の趣味的研究だけを永遠と行うことなどできない環境になってきています。
万年助手(今の助教)みたいな人は存在することができなくなります。
問題意識のない研究を何十年も情熱を維持して続けることなどそもそもできないわけで、
趣味的研究を行ってきてなんの成果もださない研究者は象牙の塔にこもって孤高をきどっているだけにすぎません。
何も実学指向の研究をせよとJSTみたいにつまらないことをいう気はありません。
基礎研究の方が将来的には大きな果実を生みます。これはあきらか。
インパクトを世界に与える研究をすべきだと。
インパクトとはなにかと問われるなら、せめてNatureやScienceに論文を出版できるような研究をすべきだと思います。
人は弱い生き物なのかともすれば、易きに流れます。
自分が取り組んでいる研究が、つまらないことだと途中で気づいたとき、すぐにそれをやめて他に取り組むということは普通の人はできません。
なんとか面白い点はないかとその周辺をウロウロします。
でも、面白くないものは面白くないと気づかねばなりません。
それほど、我々に与えられた時間は多くないのです。
面白くない研究をずるずると引きずって、キャリアをつぶしているポスドクをたくさん見てきました。
そういったときに、俯瞰的に自分の研究を見る必要があります。
自分の研究ははたしてインパクトがあるのだろうかと。
そこで行動できるかどうかが研究者としての生死を分けるのだと思います。
2014年1月23日木曜日
怪しいサイエンスが良いサイエンスだ
タイトルの通り、怪しくて危うくて、ピンと来ない研究が良い研究という話。
昨今では、「わかりやすい」ということが正義である。
アカデミアでもその傾向は先鋭化しており、
まず、飯の種である研究費の獲得からしてそうである。
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