2014年5月8日木曜日

小保方さんって超恵まれてるコース歩んでるんな

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研究者になりたい人にアドバイスできる有利なコースってのがあるけど、
小保方さん、完全にこのコースに乗ってるんだよな。
(大学院入りたてではわからんだろうけど)


もちろん、最終的には研究者になるの実力がいるからそんなに簡単じゃないけれど、
あるレベルまで行くには、身を置く環境が肝要である。

研究者になりたいなら、小保方さんのコースを参照にするのはかなり賢明な選択である(小保方さんのようになっちゃダメだけど)。

小保方さんGlobal COEの支援を受けてバカンティ教授のもとに留学
http://www.waseda.jp/prj-GCOE-PracChem/jpn/newsletter/img/GCOENL01_C.pdf

Global COE https://www.jsps.go.jp/j-globalcoe/
って制度があって、限られた大学院・研究科が教育研究拠点として選ばれてその拠点にいる学生にはResearch Assistantとして給与がもらえる(大体、月10万円ぐらい?場所によって異なるらしいけど。日本の大学院生はよく働く安い労働力すな)。
加えて、その拠点の学生は海外出張・海外留学に行けるというもの。
地方大学の研究室にいる人はこのような恩恵は受けれません。進学するならそういう大学院を選ぶべきですね。地方の大学院から見れば、まったく不公正な制度ですが。

文科省の人もCOE, center of excellence なんて恥ずかしい呼称やめたほうが良いと思うのですが。海外で馬鹿にされてると思う。日本語で言うと”天才集団”みたいな感じだろ。

で、その後、日本学術振興会のDC1とってるんだよな。
DC1って博士課程3年間まるまる毎月20万円もらえるという制度で、何も考えずに大学院に進んだ学生ではとれない。その学生が優秀かどうかではなく、早熟かどうかということだけども。
(まぁ、生活できるってレベルの額だけど。ないよりだいぶまし。)

理研CDBもそうだが、日本の審査機関って節穴なんだよ。コツさえわかれば、いくらでも引き出せる。

そういう意味でも、小保方さんってどこにお金があって、どうやったら選ばれるかを知っている。ある種の才能がある(皮肉ですよ)。

ある意味完璧な大学院生生活だよな。
言い換えると、日本の科学行政って一体・・・・・・
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