2012年1月6日金曜日

PNAS やりとりまとめ

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PNAS ( Proceedings of the National Academy of Sciences)の論文投稿の流れをまとめておく。
PNASは出版を容易にするために、あらかじめページ数の制限や図の大きさなど色々な規定が厳しく存在します。
そこでまず、論文を書いたら、論文全体の長さをチェックする必要があります。
PNASウェブサイト内のCheck Manuscript Lengthというサイト
http://pnasdevps.msubmit.net/cgi-bin/main.plexで長さを計算してくれます。
本文のwordファイルや図のtifファイル、tableのwordファイルをアップロードして、図のカラム数を指定してやると適当にそれらを一つのpdfファイルにして6ページに収まるかどうかを教えてくれます。この自動長さ推定のためにwordの本文に "/body" を挿入しておく必要があります。
また、図のtifファイルにFigure 1 ( name et al.,) などと入れてはいけません
また図は周りに余白のないぎりぎりの状態で作りましょう。出版時に関係ない文字や余白は論文の長さ推定に容赦なく取り込まれてしまいます。(その結果、本文を削らないといけない羽目になります。PNASでは文字と図とトータルで6ページに収まらないといけません。)

無事投稿できたら、受け取ったよというメールが著者全員に送られてきます。

そこから Check statusが Under Editorial Board Reviewになり一週間ぐらい経つとUnder Editor Reviewになります。
エディターからレビューに回したよというお知らせはありません。
Under Editor Review のまま二週間ぐらい経つとやっとReviewコメントが帰ってきます。
お知らせが一切ないですが、便りがないのは良い知らせということでレビューに回ったと喜んでおきましょう。でもこの間 ずっとUnder Editor Review なのでちょっと不安になりますが、Under Review にstatus を変えてくれよと思いますが。(これはエディター次第なのでしょうか?)

また、実際に誰がエディターとして取り扱っているのかもわかりません。
最後になって(アクセプトの段階で)、この人でしたとわかります。

レビューが帰ってきたらここからは普通の雑誌とあまり変わりません。

*"Natureやりとりまとめ" 書きました
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