tag:blogger.com,1999:blog-71331950370335143792024-03-22T05:27:23.611+09:00ぽろっall or something
Unknownnoreply@blogger.comBlogger204125tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-30077208600130073442016-09-12T16:47:00.000+09:002016-09-12T16:53:20.184+09:00ビッグバンセオリーが面白すぎるよビッグバンセオリーというシットコム知ってますか?<br />
これめちゃめちゃ面白いのに日本ではあんまり有名じゃないんです。<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx-rJmcJQg5P6bKE6LFZ-pG0xPee8roSbWVnw4cmNYgTwqeXaewRb8dwrJNUOVDzq6elORTzsuoyuzqV8KCkp2SIjexsWCFkSJ9fGRimaXeJo12D1BzPogkjYzi49xupOrO6KpmErHDvdX/s1600/S6_1280_1024_01.jpg" imageanchor="1"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx-rJmcJQg5P6bKE6LFZ-pG0xPee8roSbWVnw4cmNYgTwqeXaewRb8dwrJNUOVDzq6elORTzsuoyuzqV8KCkp2SIjexsWCFkSJ9fGRimaXeJo12D1BzPogkjYzi49xupOrO6KpmErHDvdX/s400/S6_1280_1024_01.jpg" width="400" /></a><br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hatehatena-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=B00SF2KNRA&linkId=fe607eb77e6404dddfbc983e14090d83" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe><br />
<br />
理科系の研究者(オタク)と女優を目指す女性が偶然アパートメントのお隣さんになって色々起こるという設定のシットコムです。<br />
シットコムって「フレンズ」とかが有名ですが、「ビックバンセオリー」もアメリカでめちゃめちゃ人気があるようです。<br />
人気がありすぎて主演俳優は1話1億円ぐらいもらっているという。<br />
<br />
netflixと<a href="https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3062436&pid=884302570" rel="nofollow" target="_blank"><img border="0" height="1" src="https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3062436&pid=884302570" width="1" />hulu</a>どちらも契約しててたまたま見たら面白かったという感じでこのドラマに出会ったのですが、はまりますので是非理系の人は見るとよいんじゃないかな。<br />
<br />
理系英語(?)も飛び交っているの英語の勉強にもなるんよ。<br />
<br />
20分ぐらいのドラマでさっくと見れます。シーズン6まで<a href="https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3062436&pid=884302570" rel="nofollow" target="_blank"><img border="0" height="1" src="https://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3062436&pid=884302570" width="1" />hulu</a>ではやっているので(netflixはシーズン5までですね。)、無料期間で全部がんばって見てもいいかも。というか月1000円とかなのでnetflixかhuluどっちか入っとくいいんじゃないでしょうか。<br />
<br />
↓huluのサイト<br />
<a href="https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3062436&pid=884302570" rel="nofollow" target="_blank"><img border="0" height="1" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3062436&pid=884302570" width="1" />hulu</a>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-59116950652342127772016-06-12T11:33:00.002+09:002016-06-12T19:24:33.320+09:00Google がディープラーニング用の高速チップを内製ってニュースがあったけどちょっと前にGoogleが、ディープラーニング用の高速チップを内製ってニュースがあったけど、この流れはいろんなところで起こると思う。<br />
このチップなんと8ビット機らしく(8ビットって聞くとファミコンを思い出すけど)、一見すごく退化したように思える。<br />
ディープラーニングみたいな計算用途では8ビットの計算精度で十分らしい。<br />
そのかわり、爆速。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
計算リソースはどんどんクラウド化されており、Webサーバの分野なんかでは、もう社内サーバを維持してる会社なんか時代遅れという感じだ。みんな自社のWebサイトはAWS(Amazon Web Service)で運営するのが当たり前。<br />
<br />
この流れは、科学計算なんかの分野でも起こると思う。今までは、各研究室や、大学でクラスターなんかを組んで維持していたけど、電気代とか、定期的な入れ替え、維持する人件費なんかを考えるとコスト的に、クラウドを借りる方が、もうすでに、たぶん安い。<br />
<br />
Googleなんかはこれもわかっていて、上記の専用機をチップから開発して、まず自分たちで使ってみて、すごくうまく行けば、Google Cloud Platformでも使えるようにすると思う。クラウドなんか、ほとんど差別化要因がないので(値段もあまり変わらない)、リソースに特徴がなければ勝てないということになる。Google としてはディープラーニングをやるならうちでやると激速ですよと売りにするんだと思う。<br />
<br />
というわけで、富士通やNECをはじめとする、サーバー・スパコンを売ってきた会社群はどんどん苦しくなってくるんじゃないのかな。もうすでに苦しいんだろうけど。<br />
<br />
結局、AIの性能が計算速度(リソース)で決まってくるならば、AI開発を行いたい企業・大学はこぞってもっとも高性能なリソースをもつクラウドを選択するだろう。そういう意味で、独自のチップ開発は大きな意味を持ってくるし、本質的競争になる。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-73386267568754458312016-05-17T19:14:00.000+09:002016-06-23T09:09:34.383+09:00GPUの性能イメージNVIDIA から新たに出る<br />
GTX1080 → 9 TFLOPS<br />
GTX1070 → 6 TFLOPS<br />
<a name='more'></a>従来の<br />
GTX980ti → 5.6 TFLOPS<br />
TITAN X → 6.1 TFLOPS<br />
<br />
playstation4.5→ 4.2 TFLOPS (噂レベル: playstation4の2.3倍)<br />
playstation4 → 1.84 TFLOPS<br />
playstation3 → 0.224 TFLOPS<br />
(参照:<a href="http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20130224001/">http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20130224001/ </a>)<br />
<br />
Tesla P100 (人工知能や機械学習用) → 21.2 TFLOPS<br />
DGX-1にはこれが8台のっていて 170TFLOPSの性能がでるらしい。<br />
DGX-1の最大消費電力は3200Wだとーーーー。<br />
<br />
ちなみにGTX1080の電力効率が良すぎて、TITAN Xの陳腐化がはげしい。<br />
電力半分で性能倍みたいなことが起きている。<br />
こういう分野ではハードの進化が早いので、購入するにしても、慎重に買わないと、投資効率が悪すぎる。<br />
TITAN Xは電力効率が悪すぎるという図(縦軸:性能, 横軸:消費電力)<br />
<img border="0" class=" lazyloaded" data-src="http://i.gzn.jp/img/2016/05/09/geforce-gtx-1080/c05_m.jpg" src="https://i.gzn.jp/img/2016/05/09/geforce-gtx-1080/c05_m.jpg" />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-60218143636441569562016-04-11T17:17:00.000+09:002016-04-11T19:25:24.312+09:00小野薬品のオプジーボがすごいのは知っていたけど小野薬品のオプジーボはこれまでの抗がん剤とは全く異なるメカニズムでがんに効くと話題のものです。メカニズムうんぬんは興味があって知っていたのですが、今日の決算で来期の売上見通しを出していたのですが、1260億だそうです。今期は上方修正して210億円売れたそうなので,来期はその6倍ということでした。すさまじいですね。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
問題は、このオプジーボ、薬価がめちゃくちゃ高いらしい。<br />
20mg/瓶が150,200円、100mg/瓶が729,849円。<br />
<br />
しかも打ち続けないといけないらしく、1年で一人3000万円かかるといわれているらしい。<br />
<br />
日本の皆保険制度では、治療者が毎月支払う額は決まっていて、10万円以下とかそんなんだったと思うんだけど、つまり、残りは国民負担ということになるわけですよね。<br />
(オプジーボまで保険適用される日本において、民間の疾病保険に入る意味はないとおもうよね)<br />
<br />
オプジーボがすごそうなのはその適用範囲がガンガン広がっている。<br />
メカニズムからいってそりゃそうなんだろうけど、素人考えでも、ありとあらゆるがんに効きそうだと思う。<br />
実際に、様々ながんで適用拡大をねらったパイプラインが動いている。<br />
<a href="https://www.ono.co.jp/jpnw/ir/pdf/k_setsumei/160202.pdf">https://www.ono.co.jp/jpnw/ir/pdf/k_setsumei/160202.pdf</a><br />
<br />
この薬価で、莫大な患者数となるとそら恐ろしいことになりそうな予感。<br />
皆保険制度が崩壊するよね。<br />
毎年のがん死亡者数って30~40万人(2013年統計)、新たに診断された癌は85万例(2011年統計)らしい。<br />
<a href="http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html">http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html</a><br />
<br />
その内10万人がオプジーボ使うとしたら、3兆円だよ。<br />
85万人が使ったら、25兆円って。<br />
<br />
国家破綻レベルだよね。<br />
まぁ普通に考えると薬価を劇的に下げられるという未来が予想されるけれども。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-46182489372726686012016-04-06T17:22:00.002+09:002016-04-06T18:02:44.167+09:00GPUのはなしAI研究に欠かせない、ディープラーニングに使われているということで注目を集めているGPUですが、NVIDIAがDGX-1と呼ばれるGPU 8基からなる”モンスター”マシンを発売するらしい。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOJA6DDkVYOfIlb5VCMKm-EqstD0O_sBnwDJQtrNuNSokeAOVk8UQDcHHsZB-7gl1a4XcTE8G_zMlJDH77hoGQeN-9YlqMWy3aOxeknchiRmn7d0LsDOi9vL8kTGkN3dK3uSWu5RMJAo8n/s1600/%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%2599.jpeg" imageanchor="1"><img border="0" height="148" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOJA6DDkVYOfIlb5VCMKm-EqstD0O_sBnwDJQtrNuNSokeAOVk8UQDcHHsZB-7gl1a4XcTE8G_zMlJDH77hoGQeN-9YlqMWy3aOxeknchiRmn7d0LsDOi9vL8kTGkN3dK3uSWu5RMJAo8n/s640/%25E3%2582%25BF%25E3%2582%2599%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%2599.jpeg" width="640" /></a><br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<br />
8つのGPUが並列で動くと170TFLOPS(テラフロップス)という猛スピードらしい。<br />
お値段が12万9000ドル(1500万円ぐらい)とのことで一見お高いが、<br />
これって、2009年稼働の地球シミュレータより速い。<br />
<br />
スーパーコンピュータ 京が10,000TFLOPSなので60台で同じような性能がでる。<br />
たった10億円で、経費使いまくりのスーパーコンピュータ 京と同等性能が実現できる。ちなみに、日本の理研が所有する京は構築に1000億円の初期費と年間80億円の運営費をかけているわけで価格破壊ですね。<br />
<br />
京とかもう過去の遺物だわ。<br />
<br />
ムーアの法則を上回るペースでコンピュータの性能が上がっている感じですね。<br />
一時期は性能がさちってるとかいっていたけど、違う角度から進化は訪れるものですね。<br />
<br />
ここ数年のNVIDIAの株価<br />
<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis145FWc-wR0kHCQVRE981rIbMx_WNdUO9gViNUE7nA44t8kcQdZ2Of0F1MBKkS7ccvCYmVOKKXecWh2x-ylCiR_2DK1V7ysu9IzKeuU9LPayLniC-8uAvGFoiqJ76s8TOIReYZE7OekIG/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-04-06+17.24.00.png" imageanchor="1"><img border="0" height="350" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis145FWc-wR0kHCQVRE981rIbMx_WNdUO9gViNUE7nA44t8kcQdZ2Of0F1MBKkS7ccvCYmVOKKXecWh2x-ylCiR_2DK1V7ysu9IzKeuU9LPayLniC-8uAvGFoiqJ76s8TOIReYZE7OekIG/s640/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-04-06+17.24.00.png" width="640" /></a>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-24451069015942020542016-03-31T17:30:00.004+09:002016-03-31T18:03:30.098+09:00人工知能は人間を超えるか碁で世界トップレベルの棋士に圧勝したAlphaGoの目覚ましい活躍で人工知能が注目されていますが、最近読んで面白かった本<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=sharuyama-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00UAAK07S" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
ディープラーニングとは何かがめちゃくちゃ分かりやすくまとまっている。<br />
<br />
<br />
メモ<br />
<br />
<span style="color: blue;">自己符号化器で入力と出力を同じにする。</span><br />
<span style="color: blue;"><br /></span>
<span style="color: blue;">層ずつ階層ごとに学習していく点、もう1つは、自己符号化器(オートエンコーダー)という「情報圧縮器」を用いることだ。</span><br />
<span style="color: blue;"><br /></span>
<span style="color: blue;">世の中の「相関する事象」の相関をあらかじめとらえておくことによって、現実的な問題の学習は早くなる。なぜなら、相関があるということは、その背景に何らかの現実の構造が隠れているはずだからである。 </span><br />
この未知の現実の構造を捉えることができるところが重要。<br />
<br />
<span style="color: blue;">ディープラーニングでやっていることは、主成分分析を非線形にし、多段にしただけである。 </span><br />
従来の主成分分析では第1主成分、第2主成分など低次の主成分がより高次な主成分に影響を与える一方、ディープラーニングではその影響がないためより高次の主成分を有効に使える。つまり、より細かい特徴を捉えることができる。これはすごい<br />
<br />
<span style="color: blue;">ドロップアウトといって、ニューラルネットワークのニューロンを一部停止させる。隠れ層の50%のニューロンをランダムに欠落させるのだ。</span><br />
要は限られた情報だけでラーニングすることで、精度を高める。<br />
人工知能はヒトの学習とのアナロジーで語れるのでわかりやすい。なんてたって知能だから。<br />
<br />
<span style="color: blue;"> 自己符号化器をベースに特徴量を多段にしていけばよい</span>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-71215896195250558722016-03-31T14:05:00.000+09:002016-03-31T17:39:01.588+09:00卓越研究員ってテニュア・トラックとあんまかわらんの?文科省のサイトに卓越研究員の詳細がでてます。<br />
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/index.htm<br />
<br />
一覧化公開ポストのPDFに募集中のポストが掲示されています。<br />
勤務形態の欄をみると、<br />
企業と東大は無期雇用を出していますが他のほとんどの大学はテニュア・トラックとしています。<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
卓越研究員ってテニュアトラックだったのという感じで、ちょっと興ざめですね。<br />
多くの大学で、テニュア・トラック制度では5年経って一人もテニュアをとれなかった。というか、そもそも大学側がポストを用意していなかったという事態が発生して、後味悪く終了したと理解していたのですがどうなんですか?<br />
テニュアトラック制度がコケたから卓越研究員が出てきたと思ったのですがちがうんでしょうか?<br />
<br />
テニュアトラックって何割かは必ずテニュアを取らせるようにしないと駄目だと思います。明示するべきですよね。採用した研究者が全部駄目でも、そもそもテニュアトラックで研究者を採用した大学側にも採用した責任があるわけですから(見る目が無い)。<br />
ましてや、テニュアを与えるポストが無いなら、テニュアトラック制に乗っかるなと思う。文科省から予算がつくからリスク無しで人を雇えると思ってるんですよね。<br />
<br />
もうちょっと真剣に制度改革して欲しいものですね。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-46471318854048568362016-02-15T22:30:00.000+09:002016-02-16T15:10:02.661+09:00円高が来ているが。今年は円高が来てますね。<br />
海外学振などで海外で研究している人にとっては為替は死活問題でしょう。<br />
<br />
<a name='more'></a><b>円高要因</b><br />
原油安(日本円の流出ストップ、ドル買い圧力低下→円高要因)<br />
原発再開(原油を買う必要がない→円高要因)<br />
世界的に景気不透明感 →低金利な日本円を借りて世界に投資していたお金が日本円に帰ってくる。これも円高要因<br />
全世界規模の通貨安競争 → 不景気になってくると、どの国も自国の通貨を安くしたくなる。<br />
<br />
というわけで今年は円高で進みそうです。<br />
海外学振勢はほっと一息つけそうです。<br />
<br />
<b>円安要因</b>は、<br />
日銀の金融緩和<br />
政権が円安を望んでいる<br />
1000兆円を超える債務を維持するための通貨毀損をせざるを得ない。<br />
<br />
です。<br />
これらは大きな波です。<br />
日本の国家債務はとてつもなく大きいので、国債金利を低い状態で維持しなければなりません。またインフレを起こすことで実質的な債務を減らしていく必要があります。<br />
というわけで通貨毀損は必須で、日銀は金融緩和でこれを行っています。<br />
長期的にみれば、円安はとめられないはずです。<br />
ただし、いつ起こるかを当てるのは難しい。(投資ってタイミングがすべてですから。簡単であればだれでも稼げますよね)<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-72422597809217667372016-02-13T15:41:00.000+09:002016-02-13T15:42:22.529+09:00もうEndnoteじゃなくてMendeleyでいいんじゃないの?日本版Endnote(いわゆるusaco版、日本の代理店?)って結構高いです。<br />
約5.5万円ぐらい。→<a href="http://www2.usaco.co.jp/shop/c/cENnormal/">http://www2.usaco.co.jp/shop/c/cENnormal/</a><br />
高っ!!<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
Amazonで見ると並行輸入品が¥8,500ぐらいで売ってるんですね。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00F4NXYBU/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B00F4NXYBU&linkCode=as2&tag=sharuyama-22" rel="nofollow">EndNote X7 for Windows/Mac 英語版【並行輸入品】</a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=sharuyama-22&l=as2&o=9&a=B00F4NXYBU" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
<br />
<br />
PCはMacを使っているのですが、Macを新しくしたり、OSを新しくするとEndnoteが使えなくなります。その度に新しいのを買う必要があるので、使うのをやめちゃいました。<br />
<br />
まぁ並行輸入品なら安いので買うのもよいかなと今Amazonをみて思いましたが、<br />
最近はフリーのMendeleyという論文管理ソフトをEndnote代わりに使っています。<br />
<br />
<a href="https://www.mendeley.com/">https://www.mendeley.com/</a><br />
<br />
主に論文管理用に作られていると思うのですが、論文作成時のReference作成にも使えるんです。<br />
<br />
Mendeleyにwordのプラグインを入れる必要があります。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAFGyllmR59TJcyLpSHZJNxw1H-OrcFRQcvOf6emWdjVtdUBjYLDyOJj8HY4XwjYn4wNXqbqW2CyXKLFqiPESXLCU2OHXBKAIecAokNnSM-b2NyjJRYj4MXC56ySuDAMIO4W1qe8wvTXzC/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-02-12+17.43.11.png" imageanchor="1"><img border="0" height="27" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAFGyllmR59TJcyLpSHZJNxw1H-OrcFRQcvOf6emWdjVtdUBjYLDyOJj8HY4XwjYn4wNXqbqW2CyXKLFqiPESXLCU2OHXBKAIecAokNnSM-b2NyjJRYj4MXC56ySuDAMIO4W1qe8wvTXzC/s640/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-02-12+17.43.11.png" width="640" /></a><br />
<br />
Wordを立ち上げると、上記のツールバーが出てきますので(雰囲気はEndnoteみたい)これを使って、Insert or Edit Citation をクリックして文中に引用を入れていきます。<br />
<br />
Test <span style="font-size: x-small;">1 </span><br />
こんな感じで、Natureのところを色々な雑誌に変更すればそのスタイルになります。<br />
<br />
Nature → Cellにすると<br />
<br />
Test( **** et al., 2000)<br />
<br />
みたいになります。<br />
<br />
Reference の部分で<br />
Insert Bibliographyを押すと<br />
Reference が投稿するジャーナルのスタイルで作成されます。<br />
<br />
あまり多機能ではありませんが(Endnoteほど至れり尽くせりではない)、機能がシンプルな分、直感的に起きてることが理解しやすくて、使いやすいです。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-13383789152585458492016-02-11T08:46:00.002+09:002016-02-12T22:00:58.157+09:00卓越研究員ってどうなの?卓越研究員制度が来年度よりはじまりそうです。<br />
約150名を国が選び、不安定な若手の処遇改善とともに人材の流動性を促進しようというものです。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
文科省のサイト<br />
<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/index.htm">http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/index.htm</a><br />
<br />
ポイントは<br />
・卓越研究員を選ぶのは文科省<br />
・ポストを提供するのは大学などの研究機関<br />
・文科省は卓越研究員一人あたりにスタートアップ(1~2年度目)、各年度600万円<br />
・研究環境整備費として5年度目まで300万円〜200万円を研究機関に提供<br />
<br />
文科省は最大2400万円(5年間、1年あたりでは平均すると480万円)だすことによって、研究機関(主に大学と思われる)から人事権を得ることができます。お安いですね。<br />
<br />
恒常的に予算を確保するのは現在の日本の財政では困難でしょうから、<br />
何か改革を行いたければ、文科省がこんな風に大学から人事権を取り上げるというのは確かに理にかなっています。<br />
人事権というのは権力/影響力そのものですから、大学側も本当はこれを渡したくはないでしょう。<br />
<br />
こんな虫のいい話に大学側がのるのだろうかと思いますが、<br />
おそらく、メジャーな大学に割当を決めて、もし受け入れを拒むようだと、交付金を減らす等々、粛々と実行に移していくのが容易に想像できます。<br />
<br />
大学側はどんな人材が選ばれてしまうか戦々恐々でしょうねぇ。<br />
文科省の審査会で選ぶということは、人柄とかのファクターがほとんど無視されてしまうでしょうから。<br />
まぁこれはこれまでの大学の閉鎖的(?)な人事のアンチテーゼというわけですから、選ばれる若手にとっては関係ないことで、結構うまくいっちゃったりするかもしれませんが。<br />
<br />
*よくよく見たら機関側からの推薦制度なるものがあるのですね。きっちり棘を抜いてありました。文科省主導の審査会が空気を読まずに動いたら面白いですね。Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-82249530075854211612015-04-29T01:26:00.000+09:002015-04-29T11:23:20.949+09:00研究費の狙い目研究費の狙い目をまとめときます。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
科研費編</div>
<div>
<br />
<a name='more'></a><br /></div>
<div>
新学術領域は狙い目です。</div>
<div>
公募班での採用なら複数取ることも可能です。</div>
<div>
基盤や若手Aなどとも重複できます。(なぜか若手Bとの重複はだめという縛りがありますが)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
若手Aも案外競争が少なくて額は大きいので狙い目です。<br />
3000万円(期間3~5年)とれるので、若手でもその辺の教授より研究費が潤沢ということになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
反対に基盤Bは狙いに来る中堅研究者の層が非常に厚いので、苦戦している人をよくお見かけします。</div>
<div>
基盤Cだとラボの運営をするのはちょっと難しいので中堅どころがこぞって基盤Bに出しちゃうんだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そういう意味では基盤Cも狙い目ですね(論文なくても取ってるひともチラホラ)。基盤C+新学術公募2つとかとると結構な研究費になります。忙しくなるけれども。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
挑戦的萌芽は誰でも出して良いのですが(縛りがほとんどないため)、案外ベテラン教授クラスが出してたりして、草刈り場になってるみたいですね。<br />
<br /></div>
<div>
若手A+挑戦的萌芽+新学術領域公募班2つとかいうツワモノも。</div>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-16472261329898747622015-03-28T15:36:00.005+09:002016-02-12T17:32:45.977+09:00日本学生支援機構の理事長がすごい<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150325/279151/?rt=nocnt">http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150325/279151/?rt=nocnt</a><br />
日経BPにのってた記事<br />
<br />
「“札付き”だった支店長の勇断」<br />
<a href="http://chichi-ningenryoku.com/?p=1225">http://chichi-ningenryoku.com/?p=1225</a><br />
の記事も必読<br />
<br />
日本学生支援機構の理事長がすごい。<br />
遠藤勝浩さんは元日銀マンだそうで、阪神大震災時も無双の活躍をしたそう。<br />
大胆さと本質を見抜く目、そして行動力はまさに傑物。日銀のような官僚組織にもこんな人がいるんだと正直おどろいた。<br />
<a name='more'></a><br />
話をもどすと、<br />
日本学生支援機構は奨学金という名の学生ローンを貸し付ける公的団体だけど、<br />
2016年度より、"<b><span style="font-size: large;">大学別の延滞率を公表する</span>"</b>という。<br />
<br />
この施策はかなり強烈だと思う(実際インタビューでも書かれてるけど)。<br />
<br />
大学院に行っている人は特に借りてる人が多いと思う。<br />
数百万借りて20年ぐらいで月々1万〜2万円返すという感じだろうか。<br />
(大学院だと、第一種とよばれる無利子奨学金でも割と借りれる。給付ではないので実態は学生ローン。)<br />
<br />
卒業後、ちゃんと職につけた人はそれぐらいは返すと思う。<br />
だから延滞率が示すのは、その大学・大学院を出てどれだけまともに稼げるかということ。<br />
大学院でるとやばいよという実態も如実にさらされることになるかも。(逆に、大学院博士課程でても、案外延滞率低いやん、博士卒って結構稼げてるやん!ということになるかも。実態って案外見えないもんですから)<br />
<br />
最も影響を受けるのは、滑り止め大学達でしょう。あそこに行っても食えないぞと。<br />
<br />
でも、個人的予想では、案外国公立大学が延滞率高いんじゃないかと思う。<br />
(食いっぱぐれてる連中多いだろ)<br />
私立の大学ってすでに淘汰圧がかかっているので、職業訓練をしているところも多い。<br />
国公立の中には、いい加減な授業と試験が繰り広げられてる大学も多いし。<br />
<br />
どっちにしても、そういう数値を公表するということに目をつけるのはすごい。<br />
あんまり抵抗勢力がわくこともなく、かつ効果は絶大。ほとんどの大学はこの施策の威力にまだ気づいていないみたい(理事長がほとんど問い合わせがないと言っている)。<br />
<br />
長期的には、大学間の競争で、間違いなく延滞率は下がる方向になるだろうから日本学生支援機構はハッピー<br />
しかも、モラトリアムとして存在してる日本の大学に喝を与えるんだろう。<br />
<br />
大学行く意味ってあんまりないもんね、<br />
スタンフォード大学の授業が無料で公開されてる今の時代。<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-50238211268710732222014-10-20T21:38:00.001+09:002014-11-12T07:46:44.997+09:00エボラのゆくえエボラはどうなるんでしょうかね。<br />
最近は報道も落ち着いてきて(日本にまだエボラ患者が来てないからだと思いますが)<br />
当初の恐怖は薄らいできました。<br />
<a name='more'></a>私自身も、エボラの感染力はどうもそんなに強くなさそうであるので、案外すんなりと収まるんじゃないかと予想しています。<br />
<br />
加えて、<br />
富士フイルムのファビピラビル(アビガン)という薬剤がエボラにもよく効くらしいと。<br />
<br />
DNAポリメレースやRNAポリメレース、タンパク質の生産工場であるリボソームは生命の根幹部分をになっているため、構造がよく保存されていることが多いものです。<br />
<br />
ファビピラビルはRNAポリメレースに結合して、ウィルスの複製を阻害すると考えられています。(エボラウィルスの遺伝子はRNAであり、それを増やすために独自のRNAポリメレース遺伝子を保持しています。)<br />
ファビピラビル自体はRNAと似た形の物質であり、核酸アナログと呼ばれるものです。<br />
ファビピラビルがRNAポリメレースに結合して、RNA複製を阻害する。エボラウィルスは増殖できない。<br />
<br />
といいつつも、実際に先進国で感染が拡がらないと思っているのは、この病気はやはり公衆衛生と深く関わっているからだと思います。中世ヨーロッパで黒死病と恐れられたペスト菌は、遺伝子をほとんど変えることなく現代にも存在しています。しかし、中世ヨーロッパでのように感染が拡大することはありません。もちろん、抗生物質という発明があったからというのも大きいのでしょうが、公衆衛生が様変わりした結果とも言われています。中世ヨーロッパでは汚物を窓から公道に投げ捨てていたというのは有名な話です。<br />
<br />
エボラウィルスも先進国において重症化した患者の世話をしている医療従事者に感染することはあっても、身近な人に感染したという報告例はないようです。(逆にこれが出てきてから恐れても遅くはないと思います。)<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-38414141818445517422014-08-04T04:52:00.001+09:002016-02-11T20:28:39.024+09:00レアジョブって英会話というよりフィリピンについてよくわかるようになるちょっと前に株式上場したレアジョブ(<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1ZIF14+3FU6LU+1SVU+61C2Q" target="_blank">オンラインレッスンのレアジョブ英会話</a>)だけど、<br />
2,3年前から使っているのでその感想をば。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
で、無論、英会話の練習方法として、これはすぐれものなわけだ。<br />
スカイプを使って、フィリピンの人と英語で会話する。<br />
しかも激安。毎日30分英会話して月5000円とかだから、かなり気軽にできちゃう。<br />
<br />
でも、もっと勉強になったのはフィリピンという国についてだ。<br />
あんまり新興国の人と話す機会というのは普通の生活ではないので、<br />
これがかなり面白い体験なんだ。<br />
<br />
<br />
まず、このオンライン英会話の講師だけで食べてる人が大勢いる。<br />
他に仕事をしていない人が多い。<br />
<br />
この講師たちに聞くところによると、フィリピンにはまともな仕事がないそうだ。<br />
聞いた人はほとんどかなり不況だという。(これは決まり文句なのかもしれない。)<br />
講師はフィリピン大学の在学生or卒業生が多いらしい割に仕事が決まらないらしい。<br />
就職難というレベルではない。<br />
(フィリピンは100個以上の島があり、フィリピン大学の分校が無数にある。フィリピン大学イコール日本の東大というわけではないのだ。)<br />
<br />
前職はコールセンターで働いていたという人も多い。<br />
フィリピンには欧米の大企業のコールセンターがたくさんあるらしい。<br />
というかある。→これは結構有名なはなし。圧倒的に安価にコールセンターを置くことができる。<br />
もちろん、アメリカ本土とは時差がかなりあるので、コールセンターで働くのは楽でない。<br />
アメリカ人のクレームばかり深夜に聞くはめになって続かないらしい。<br />
で、そういう人にとっては時差がほとんどない日本のオンライン英会話はとても条件が良いわけだ。日本人はわりと礼儀正しいし、一応生徒ということで、無茶を言う人もいないと思うし英語だからそんなに流ちょうには言えない。<br />
<br />
彼らと話していると、日本人があくせく働いているのが滑稽にさえ見える。<br />
物価の違いもあるだろうが、この英会話で結構稼げていると皆わりと満足気なのだ。<br />
就活とかしている学生さんはオンライン英会話をやるとかなり気が楽になるかも。<br />
<br />
ちゃんと就職しなきゃという感はかなり薄れること間違いなし。<br />
メンタルヘルスによろしい。<br />
<br />
↓レアジョブのサイト<br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1ZIF14+3FU6LU+1SVU+61C2Q" target="_blank">オンラインレッスンのレアジョブ英会話</a><br />
<br />
<img alt="" border="0" src="http://www12.a8.net/0.gif?a8mat=1ZIF14+3FU6LU+1SVU+61C2Q" height="1" width="1" />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1ZIF14+3FU6LU+1SVU+61Z81" target="_blank">
<img alt="" border="0" src="http://www22.a8.net/svt/bgt?aid=120112024208&wid=001&eno=01&mid=s00000008409001017000&mc=1" height="250" width="300" /></a>
<img alt="" border="0" src="http://www13.a8.net/0.gif?a8mat=1ZIF14+3FU6LU+1SVU+61Z81" height="1" width="1" />
<br />
<br />
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-8411575166004251322014-07-25T12:50:00.003+09:002014-07-26T12:53:44.673+09:00生き残ることの大切さ、待つということ「生き残ることの大切さ、待つということ」<br />
これ株式投資と似てるんですがサイエンスでも結構重要です。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
株式投資ゲームの基本はやはり生き残ることです。<br />
株式投資って、シーゲルって人が調べた事で有名ですが期待値が大体7〜10%のプラスなんですね。<br />
つまり長期的には皆儲かりますよということです。<br />
でも、大半の人は何故かあまり儲かりません。それは生き残るという点を重視しないためです。負けが込むと途中で投げ出してしまいますし、儲かっていると調子に乗ってさらに買ってしまいます。高値で掴んで安値で売ってしまうわけで儲かるわけありません。<br />
<br />
全然儲からない相場が続いた後、急激に儲かることがあるわけです。いわゆるアベノミクスなんてその典型ですね。ですので、株式投資は怖いからといって、退場したままだとその稲妻のような急激な上げ相場に乗り遅れてしまうわけです。<br />
つまり、淡々と良いときも悪いときも余力を持って相場に参加している必要があるということです。<br />
<br />
話は転じますが、<br />
僕の知っているとある有名サイエンティストは、ここ15年ぐらい”ぱっとしない”プロジェクトにも投資を続けています。本業の分野(彼はこの分野では大家です)できちんと成果をあげつつ大型予算を確保し、その”ぱっとしない”プロジェクトに資金を投じ続けてきました。<br />
<br />
そのプロジェクトで狙ってることは、サイエンスとして本質的に重要なことで筋は悪くないのですが、テクノロジーが追いつかず成果がでてきませんでした。しかし、最近テクノロジーの急速な進展の結果、棚ぼた的に成果をあげつつあります。別にそのテクノロジーを開発したわけでも、何か新しい手法を見いだしたわけでもありません。そのテクノロジーを購入して適用しただけです。<br />
<br />
この15年間、ただその場にスタンバイし続けた結果、大きな果実を得ることができたわけです。<br />
執念深く待つということは大切なことですね。<br />
<br />
↓シーゲルさんの本 この本を読むと資本市場拡大の一貫性に驚きます。<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=wakayama123-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4822246809" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-70600672893234658842014-07-18T12:32:00.002+09:002014-07-23T00:26:21.319+09:00早稲田とベネッセに見る誠意のなさ小保方さんの学位は守られました。<br />
なんとも後味の悪い小保方博士論文調査委員長の会見でした。<br />
結論ありきで、それにあった理屈をこね回す。<br />
調査委員長は弁護士に任せたらダメですね。<br />
普段から倫理観を超越したところでドンパチやっている人々ですから。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
しかもこの人、今話題のベネッセの個人情報漏えい問題事故調査委員会の委員長にも就任しているんですね。小林英明 弁護士 <br />
早稲田→<a href="http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140717/crm14071722120026-n1.htm">http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140717/crm14071722120026-n1.htm</a><br />
ベネッセのリリース→<a href="http://www.benesse-hd.co.jp/ja/about/release_20140715.pdf">http://www.benesse-hd.co.jp/ja/about/release_20140715.pdf</a><br />
<br />
つまり、こういう<b>事件・事故で企業側に有利な裁定をするプロ業者</b>だと思われます。<br />
<br />
謝罪する気も反省する気もありません→どうか穏便に<br />
という姿勢ですね。気概も矜恃もないんですね。<br />
<br />
早稲田も、小保方さんの学位を剥奪すると、他に大量の博士号を剥奪しなければならなくなるのは目に見えていたのでこういう展開にもっていったのでしょうが。<br />
こういうプロ業者に任せて自体をウヤムヤに片付けるというのはあまりにも誠意がないと思います。<br />
他の調査委員は全員匿名という、こんな調査結果って責任が不明確すぎますね。こんな調査結果に意味があるのだろうかと思います。<br />
<br />
せめて実名で正々堂々、調査して、総長の全責任で結論を出すという誠意が必要なのではないでしょうか。<br />
早稲田にしてもベネッセにしても反省してるふりをしているけれども、後始末はプロ業者に依頼して自分たちの手は汚さないという。<br />
<br />
ちなみに、鎌田薫・早稲田大総長って教育再生実行会議の座長なんですね。まず、早稲田から再生したほうがよいかと。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-19048195600041423412014-07-14T21:37:00.000+09:002014-07-15T19:05:33.309+09:00笹井研、研究費6億円の謎理研CDBの笹井芳樹研究室の研究費が6億円って、何に使ったのでしょうかね?<br />
出張55回で旅費総額が496万円とか実験用椅子が24万円とか些細な問題ばかりがあげつらわれていますが、実は単独研究室で6億円の研究費ってかなり異常なことだと思います。<br />
<br />
<a name='more'></a>それも、11年度3億7千万円、12年度4億3千万円、13年度5億8千万円と複数年にわたって巨額の研究費を使用しておりかつ増額ぶりがかなり急です。研究費の増額ぶりをみるとCDB内で権力を手中に収めていく姿がありありと目に浮かびます。<br />
<br />
研究員とテクニカルスタッフをあわせて13名(笹井氏除く)。<br />
<a href="http://www.cdb.riken.jp/sasai/">http://www.cdb.riken.jp/sasai/</a><br />
比較的大きな研究室ですが、人件費を一人8百万とちょっと強気に見積もっても1億円ほど。それ以外に5億円って、普通使い切れませんよね。マスコミはここをもっと追求すべきなんじゃないかって思います。<br />
<br />
これほど巨額の予算が毎年あれば、装置として欲しいものは既に手に入れているはずで、試薬等がいくら高いといえども、人件費をのぞいた5億円とは天文学的数字です。<br />
<br />
何か新しい装置を開発している等あれば、納得もできるでしょうが、それ程、金のかかる装置開発をしていた形跡はありません。<br />
<br />
6億円ってそう簡単に使い切れませんぜ。<br />
<br />
思うに、研究費をプールしといて、後で、色んな研究室に分配でもしていたのかなぁ?派閥の長が子分に選挙資金を配るみたいに。これなら、CDB内での求心力も高まり、センター長への道も固まる。<br />
<br />
本当に研究に使用していたら良いのですが、きちんと精査するとノートパソコン29万円とかいうしょうも無い事ではなく、本質があぶり出てくるかも。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-13021519284646630792014-07-04T17:42:00.002+09:002014-07-05T12:49:03.637+09:00理研って本当は商店街みたいなもの理研ってそもそも、商店街みたいなものなんです。<br />
<br />
野依さんが商店街会長でCDB,BSI,各種センターが商店主。<br />
<br />
CDBをさらに細分化できて、CDBをひとつの商店街と捉え直すと、竹市センター長が商店街会長で、笹井さんが商店街副会長みたいなものだと思います。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
人事権を握ってるって意味ではもうちょっと強権的かもしれませんが。<br />
でも、あまり横暴なことをセンター長がすれば、実力あるひとから外へ出て行ってしまうので長期的にみるとそのセンターが弱体化するのでそんなことは実際はあまりできません。<br />
<br />
ですので、各研究室は独立採算・自己責任な個人商店なわけです。<br />
ほとんどの研究室主催者(PIと呼びますが)は、任期制で、成果次第でキャリアは決まる訳です。個人事業主ですよね。<br />
(ノートPCを2日に一回買ってるという報道があったけども、あれは報道の悪ノリです。商店が別個に必要性を判断してノートPCを買ってるわけですから。商店主、皆でPCを一括購入ってナンセンスだろと)<br />
<br />
理研の今回の問題点はここを曖昧にして、なにか会社組織のように動こうとしていることにあると思われます。<br />
<br />
そもそも、大学などの研究機関で研究不正があったとしても、その不正が起こった学部が解体されたなんてことは古今東西ありません。<br />
東大分生研なんて素知らぬ顔ですよ。<br />
<br />
とある商店主が、偽装表示商品を売っていて、それがばれたからといって商店街会長がもしくは商店街そのものが責任をとることなんて本来ないわけです。<br />
<br />
今回のSTAP細胞問題がおきた時点で、この割り切りをきっちりして、厳正に何故このような問題が起きたのかを真摯に調査・公表していれば、CDB解体のようなわけのわからない展開にはならずに済んだと思います。<br />
<br />
結局、最も客観事実を大切にすべき科学者集団の親分達が、<b>過剰に</b>組織の論理や防衛に走り、客観的な調査をないがしろにしたためにこんな事になってるわけです。この段になって、竹市センター長等が、CDB解体に異議を述べるのはちゃんちゃらおかしいわけです。自分たちのガバナンスのせいで事態を悪化させてきたわけですから。<br />
最初から客観的に事実を把握する努力をして、誰から見ても厳正に対処すべきだった。ダメな物はダメと言わなきゃね。<br />
<br />
文科省の方ばかり向いていたら、同業の科学者たちにそっぽ向かれて、長期的には損すると思う。実際に外部研究者から同情する声は少ないですよね。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-40214354024457734542014-06-29T23:54:00.001+09:002014-06-29T23:59:38.957+09:00手持ちのカードで戦うしかよく、いい年して、他人と才能や境遇を比較して、<br />
<div>
それがないと、私にはそんな人生は無理と断じてしまう人がいますが。</div>
<div>
<br />
<a name='more'></a><br /></div>
<div>
まぁ後輩氏のことですが。<br />
私には研究者は無理だと嘆いておりますが、基本事項をマスターすればそんなに難しいことではない。案外基本を疎かにしている研究者は多いので、うまくやれば、そことの比較では勝てるわけです。結局、絶対評価の場で戦っている研究者は少なくて、他の誰もできなかったこととかができるとかいう評価基準しかないのです。</div>
<div>
<br />
ポーカーで言うと。(テキサス・ホールデム面白いですよ)</div>
<div>
ひとって結局手持ちのカードでどうにかするしかないんだと思う。</div>
<div>
そこがよくわかっていない人は、私にはその才能や環境がないからもっと簡単な道に進みたいなどとのたまいがちです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
日本に生まれただけ、ポーカーで言うとツーペアぐらい揃っているわけです(勝率70%ぐらい)。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
なぜその状態を嘆くのかと問いたい。</div>
<div>
あとはその手を良くしていくことに集中すればよいわけで。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
可能性があるかどうかなんてわかりませんが、ファンダメンタルズ自体が悪いわけではなく強気で臨めばよい。</div>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-54052697626568202142014-06-20T01:08:00.005+09:002014-06-20T10:18:03.891+09:00検証実験に参加させるために解雇しないだってさ文科省の大臣や副大臣のコメントや野依さんが小保方さんを解雇しないとかおしゃっておりますが、どうしたもんですかねぇ。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
日本の科学行政の稚拙さを露呈しているようです。</div>
<div>
<br />
<a name='more'></a><br /></div>
<div>
別に解雇しても検証実験を依頼すれば良い話で、なぜ小保方さんを解雇せずに再現実験を継続することができないのでしょうか?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
STAP細胞が存在するなら、一縷の望みをつなぐような証拠があってもおかしくないのです。しかし、これまで明らかになった事実はすべて小保方さんが捏造していたというものしか出てきていません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もし、STAP細胞に真実性がわずかでもあれば、STAP細胞は若山さんが渡したマウスからつくられているはずですし、実験ノートがむちゃくちゃなはずがありません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もしSTAP細胞が存在するなら、なにをどうやっても小保方さんがSTAP細胞を作成した客観的証拠がでてこないということが起こりえるでしょうか?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
小保方さんだって本当に作製していたらいくらでもデータを提示できるはずです。ずっと入院したままって。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そんな小保方さんを庇って、解雇せず、さも悲劇の研究者のように再現実験を継続させる態度は多くの真剣に研究に取り組んでいる研究者に対する侮辱以外のないものでもないのです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この非合理的態度を見ていると、もっと大きな問題をCDBが抱えていると考えて間違いないでしょう。(大きなスキャンダルが他にあるんじゃないかな)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それが明らかになるかどうかはわかりませんが。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-65965487032250214652014-06-07T12:14:00.002+09:002014-06-10T00:53:57.796+09:00リスクをとれない今のアカデミア競争が激しいと成果が生まれやすくなるというのは当たっているようで当たっていないんですね。<br />
<br />
科学の世界では必ずしも正しくない。<br />
競争が激しくなるとどうしても近視眼的になってしまう。<br />
昨日・今日のこと、直近でどのように評価されるかが重要になってしまう。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
科学に期待されていることは、そんなことじゃないでしょ?<br />
成果は100年後200年後に摘み取れれば良いのだから。<br />
<br />
科学なんてものはすぐに役にたたなくていい。量子力学だって研究されだした時点でなんの役に立つかなんてまるで見当がつかなかった。でも現在それなしで私達の生活はままならないわけで。(半導体なんて量子力学わかってなきゃ全くわからん)<br />
<br />
膨大な研究者がこれは面白いかもしれんと、やってたことの1つか2つが大きく当たって、人類の発展に寄与するというので良い。<br />
<br />
現在の激烈なアカデミアの競争(特にポストの面)は、結果として、研究者及び研究アイデアの矮小化を招いていると思う。<br />
<br />
その競争の果てに、やっとパーマネントの職をゲットしたが、競争に疲れ切った准教授や教授が量産されている。当初の志を忘れてしまい、もうやる気がない。<br />
<br />
結局、イノベーションというものは自発的な動機付けからしか生まれないだろう。四六時中、身分を脅かされていると、すぐに成果になる大して面白くない研究がはびこることでしょう。そんなこと望んでないよね誰も。<br />
<br />
競争に打ち勝つというモチベーションの質は低いということだと思います。もっと自発的に内部から沸き起こるものこそ本物だと。でもそういうモチベーションで10年20年と研究を継続することは不可能になってしまっている。湯川秀樹だって中間子論にたどりつくまではどちらかというとウダツのあがらない研究者だったわけで。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-86692465651387227062014-06-02T13:24:00.000+09:002014-06-02T19:36:49.224+09:00研究者としての適性アカデミアで研究を継続しているポスドクって結構高学歴なひとがごろごろいます。<br />
<div>
いわゆる受験秀才みたいなひとたちです。</div>
<div>
でも、そういった一般的な優秀さはアカデミアでの成功と結びつきません。</div>
<div>
<br />
<a name='more'></a></div>
<div>
実際にアカデミアで成功する人は"下克上を生き残る戦国武将" or ”金儲けの達人"といった過酷な競争を生き残れる能力者です。<br />
つまり、どこに研究の種があり、どのタイミングで飛びつくかを虎視眈々と狙っている感じ。<br />
抜け目なさとかクレバーといった言葉が当てはまるだろうか。</div>
<div>
ある意味、”現金”なひとである必要があります。</div>
<div>
そうでなければ現代のアカデミアで生き残ることは難しい。<br />
これはアーティスティックな能力で、天賦の才みたいな部分が大きいかもしれません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
この才能には学歴はほとんど関係ありません。</div>
<div>
例えば、成功した起業家に学歴を問うのはナンセンスなのと同じです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
つまり、当たり前ですが、大学院進学ということは研究能力とは本来なんの関係もないわけです。<br />
<br />
ですから、受験秀才のような人たちはこの壁にぶち当たるわけです。受験秀才は解がある問題を解くのは得意ですが、問いを発する経験がありません。良い問いを嗅ぎ分ける能力の問題です。本能型の人間でなければなりません。<br />
<br />
やはり天性の向き不向きがあるわけです。<br />
<br />
誰もがアカデミアで成功しなければならないわけはなく。<br />
単に向いているかどうかです。<br />
<br />
受験秀才は大企業のような組織ではそつなく成功できるでしょう。<br />
<br />
<div>
大企業というのは、もともと天才的な起業家が起業したもので、従業員にはこの能力は必要ないわけです。</div>
<div>
ましてや、現在の大企業にいたっては、短期的には過去の巨大な蓄積資本を取り崩すことで生き延びていくこともできます。</div>
<div>
こういう大企業で求められる能力は物事をきちっとやるとかそういうことですね(受験秀才向き)。<br />
<br /></div>
ただ、"学問"="勉強がよくできること"という認識を持っていると痛い目を見る訳です。</div>
<div>
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-71068801157339992552014-05-28T04:02:00.001+09:002014-06-02T03:15:24.232+09:00准教授だって安心できないいまの日本の大学では、特にレベルの高めのところでは、<br />
准教授になったって、終身(テニュア)が保証されていないのです。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
一応、准教授にもなりますと形式的には、大学は任期無しの契約をしますので、法律上、任期切れにより職を失うことはありません。しかし、仕えていた教授が退官すると悲惨な事態が生じます。<br />
<br />
日本の大学のシステムは講座制とよばれるものが主流で、教授の研究室にそれを補佐する形で准教授、助教が配されることになっています。<br />
<br />
悲惨なのは教授が退官したあとに残される准教授や助教などに行く宛がなかった場合です。助教の場合、今の日本では5年任期が主流になっているようで、教授退官後はさっさと職を見つける必要があります。死活問題なわけですが、そういう制度なので、あまり誰も何もいいません。<br />
<br />
しかし、建前上職が保証されている准教授は、契約更新がなされないことはありませんが、暗に大きな圧力がかかってきます。<br />
よくある圧力としては、研究室が非常に小さいものしか与えられず、座敷牢のような感じで閉じ込められます。これは研究科としては、准教授のポストも空けて、新規の教授が来やすいように環境を整えておくことが求められるからでもありますが。<br />
<br />
もちろん物事には良い面と悪い面があり、このような追い出し作戦により、新たに選抜された教授は自分の考える研究に最適な人材を准教授として他所から呼べるという点があります。<br />
<br />
というわけで、簡単にいうと世の中、世知辛くなったよね〜。というわけです。<br />
こんなに競争が激化しているわりに、あんまり生産性はあがっていないというのはまた別の話です。Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-9036544885646385222014-05-22T03:09:00.001+09:002014-05-23T12:52:28.006+09:00これって実は結構重大な話なのに理研は調査しないのね。STAP 不正認定以外にも複数の疑義<br />
<a href="http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html</a><br />
<br />
STAP細胞の論文は2本出ていて、<br />
これまで、理研が取り下げを勧告した論文はNatureのArticleの方だけってのが実はポイント。<br />
<a name='more'></a><br />
Nature Articleの方の責任著者は<br />
小保方さん、バカンティさん<br />
<br />
Nature Letterの方の責任著者は<br />
小保方さん、若山さん、笹井さん<br />
<br />
責任著者ってのは、その業績がノーベル賞受賞対象になれば間違いなく最有力候補ですし、それが間違いや捏造だったらその責任をとりますという立場です。<br />
<br />
あとの著者は添え物みたいなものです。<br />
<br />
理研はどうもNature Articleの方だけを槍玉にあげることによって、小保方さんとバカンティさんだけに全責任をとらせようとしている節がありました(理研上層部は被害者意識でいっぱいでしょうから、気持ちはわかりますが。)。<br />
<br />
Nature Letterの論文はNature Articleの結果を元にして論理が組み上げられているわけですから、Nature Articleを引っ込めるなら、Nature Letterの方の論文も取り下げるべきです。(これは会見でも記者から質問されていました。)<br />
<br />
で、新たに疑義がNature Letterの方の論文からCDBの独自調査によって出てきたのに、理研本体は追加調査はしないと言っています。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
それによりますと、STAP細胞が万能性を持つ証拠として2種類の異なる細胞から作ったとしていた2枚の光るマウスの写真が実際には、2枚とも同じ種類の細胞を使って出来たマウスの写真だったとしています。また、STAP細胞の万能性を示すものとして異なる種類のマウスで撮影していたという2枚の写真が実際には、1匹のマウスの写真だったとしていますこれらの写真は、1枚、1枚撮影日時が自動的に記されるカメラを使って行われ、取り違えが起きないよう実験ごとに別々のフォルダーに小保方リーダー自身が、保存していたものだということです。(引用元 <a href="http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html</a></blockquote>
これは、以前からマウスの頭部の血管がよく似ていると指摘されていた画像ですが、別々の実験結果として発表されていました。これについて調査しないのは明らかに不自然です。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
理化学研究所は「所内から情報が寄せられているのは事実だが通報ではなく、あくまで情報提供なので正式な調査をする予定はない。また、個別の公表すべきものではないと認識している。ネイチャーの論文は取り下げの勧告を行っているため新たな疑義があっても調査は行う必要はないと考えている」(引用元 <a href="http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140521/k10014624211000.html</a></blockquote>
何度もいいますがNature Letterの論文の取り下げ勧告はしてないんです。<br />
責任者も別な論文なわけですから、再調査というよりはNature Letterの論文を新たに調査する必要があると思われます。<br />
<br />
どうも<br />
Nature Letterの方の責任著者<br />
小保方さん、若山さん、笹井さん<br />
の中の誰かを守りたいようですね。<br />
<br />
↓おもしろそうな仲野センセの新刊<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kato1223-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4004314844" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7133195037033514379.post-69390544173963358152014-05-20T09:58:00.004+09:002014-05-21T15:16:58.605+09:00若手にもっとチャンスをこの前書いた、「理研の任期制PIの苦闘」<br />
での反応見てて、文章書くのは難しいんだなと思った。<br />
<br />
まず、私は「実力主義」礼賛派なので5年も期間があって何にも軌道に乗せていないPIが多額の経費がかかる研究室を主催するべきじゃないという考えには基本的に賛成。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
でも、科学の世界からそういった人を退場させるような現状はおかしいと思ってるわけです。(せめて、理研以外に出て行く場所、1研究員として研究できる場ぐらいあってもよいんじゃないかと)<br />
<br />
でも、現状はそうじゃない。それは結構残酷だろうと。<br />
そんな話をたまに聞くとなんか殺伐としちゃいますよね。<br />
<br />
サイエンスの質向上という観点で言えば、日本のアカデミアの問題点は結局、新陳代謝がものすごく悪いという点だろう。<br />
上が詰まっていて、若手が上がっていけない。<br />
<br />
定年が65歳まで伸びた結果、教授が出て行かないという結果になっている。すでにだぶついた中年研究者が大勢いるため、まずこの層をなんとかせねばならず、若手にはチャンスがまわってこないという結果になっている。<br />
<br />
まぁ、日本の人口動態の悪化とともに、ポスドク1万人計画の後遺症というダブルパンチが効きまくってるわけですが。<br />
<br />
今の若手ってものすごい淘汰圧力に負けずにサイエンスやってる人が多いので、めちゃめちゃ優秀ですよ。ぼくらが大学生だった頃の大学教授って、プレゼン下手、英語喋れない。みたいな人ざらにいたけども、今の助教やポスドクってプレゼンがうまくて英語ペラペラがデフォルトなわけで、そういう表面的なスペックだけ見ても優秀です。<br />
<br />
もったいないよ!Unknownnoreply@blogger.com