2013年9月23日月曜日

研究者、適当に考えてその道進むと死にますよ。

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研究者ってやっぱりやくざな道なんだな。

普通になりたいなんて言っている人には危険な道です。

ポスドクの待遇が悪いだの言っている人は考え違いをしているのです。

第一に、ポスドクはそんなに長くやるものではありません。(キリっ)
ですので、待遇について不平不満をいってもしょうがないのです。たかだか数年のポジションなんですから。次にPIにでもなれば、お金がなかったことなど忘れてしまいます。
(というか、一時的なポジションの給与についてああだこうだ言っても意味がないと思う。)

通常のポスドクは年俸300~500万ぐらいだから、決して恵まれてはいません。

でも平均的なポスドク期間が長期化している現在そう言ってられないという側面もあります。

今自分がどのような状態にあるのか冷静に判断できる人だけが研究者になるべきでしょう。

どんな点に気をつければよいでしょうか?
自分が在籍しているorする予定のラボの経済状態。
気合いだけでは研究はできません。
お金に余裕のあるラボは年俸300万円で働けとは言いません。
ラボのボスの性格、人格者を選ぶことは大切。
お金をとってこれるボスかどうか(これは技術なのです。一朝一夕には身に付きません。)。金持ちけんかせずです。何も言わなくても高待遇で迎えてくれるでしょう。

そういった状況にあるポスドクからは寡聞にも不平を聞いたことはありません。
極端なことを言うと、研究テーマより研究環境なのかもしれません。

研究テーマはそのとき一番面白そうだと思っていたものが将来的にたいしたことないことだと考え直すことは多多あります。
一方で、研究環境は数年間はかえられないだけに、シビアに考える必要があるでしょう。心が不平不満では決してよい成果はでないのだから。
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