意外に思うかもしれませんが、
研究業界は人材不足感が強いものがあります。
求人は頻繁に見かけますし、研究費あるんだけど
いい人はいないかと聞かれる事もあります。
必要とされる人材の偏りが非常に大きいのです。
簡単な技術、例えば、簡単なDNA操作などができる人材はそれこそ腐るほどいますが、
センスのいる生化学、蛋白質精製などの分野の優秀な人材は引く手あまたです。
要は、代替の難しいスペシャルな人材になる必要があるのです。
つまり使える人材の不足感は半端ないのです。
例えが適切かどうかわかりませんが、本当に生産性の高い研究者というのは2割もいません。
どのような組織にも2割の働きものと5割の普通人、3割の怠け者がいるといわれますが、研究者の世界もどうもそのようです。
