2013年11月8日金曜日

研究者の生き方

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研究者って、どうなんでしょう?

決して有利な生き方と言えないかもしれません。

でも、これからの社会には非常にマッチした生き方かもしれません。

もうなんというか、雇われる生き方に社会が疲弊していると思います。

安定だからといって、市役所で極悪市民の苦情の処理をしたくありませんからねぇ。

格差社会というより2極化社会が訪れていると思います。

生きるのに必死組と、抜け目なく稼ぐ人々と。
(稼ぐ人々にとって国境すら意味をなしません。増税すれば、富裕層は税金の安い国外へ脱出します。つまり、日本の住環境としての魅力と税率が天秤にかけられているということです。易々と増税することができない時代に入っています。)
これが訪れたとき、生きるのに必死組はしだいに極悪市民化していくのでその割合は断然増えていくと思います。

貧すれば鈍するというやつです。

今まで普通の市民を装っていた人々が、貧しくなったとたん極悪になっていくでしょう。

そういった意味でも、公務員になるなんて愚の骨頂だと思うのです。
(悩み多き日々を送る事になると思います。)

というより、そもそも。もう雇われるという時代の終わりの始まりのような気がします。
ネットがこれだけ発達し、誰もが情報発信することができ、ビジネスチャンスは比較的小さな投資で掴むことができるようになってきています。

ちょっと脱線しましたが、そもそも研究者は個人事業主みたいなものです。
自分で成果を上げて世間に認めてもらう必要があります。
それができなければあっという間に職を失います。
しかし、これほど自由な職種もありません。
自己責任・自己完結。
一度味をしめるとこれほど快適な生き方はないと思います。
そういった意味では時代が研究者のライフスタイルに追いついてきたともいえるかもしれません。
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