http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS09004_Z01C13A1MM0000/
このニュースで気になった事。
トップ研究者の給与があがるとのことで、一見よろこばしいことであるが、
当然大多数の研究員には関係ないことである。
2000万円近い給与をもらうPIと将来に希望を見いだせない若手研究者。
こういった象徴的な制度改正は意識にも大きな変化を与える。
もうメンタル勝負ですな。
・ますます、業績による研究者の差別化がおこる。
・何歳でPIになった事があるかどうかで、将来のポストが決定される。
・キャリアの早期での固定化
どちらかというと、PIとそうでない者との給与格差の拡大は、負の影響のほうがでかい。
ねつ造がどんどんはやるだろうし、
研究成果の誇大表示がますます露骨になる。
(俗物研究者がしゃしゃり出てくる予感)
一流研究者にとって給与がモチベーションに与える影響は小さい。
(だったら、大学4年で卒業して、金融分野にいけば稼げるのだし)
