2013年11月11日月曜日

政府、トップ研究者に年俸制 理研など新法人移行で

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS09004_Z01C13A1MM0000/

このニュースで気になった事。

トップ研究者の給与があがるとのことで、一見よろこばしいことであるが、
当然大多数の研究員には関係ないことである。
2000万円近い給与をもらうPIと将来に希望を見いだせない若手研究者。
こういった象徴的な制度改正は意識にも大きな変化を与える。
もうメンタル勝負ですな。

・ますます、業績による研究者の差別化がおこる。

・何歳でPIになった事があるかどうかで、将来のポストが決定される。

・キャリアの早期での固定化

どちらかというと、PIとそうでない者との給与格差の拡大は、負の影響のほうがでかい。

ねつ造がどんどんはやるだろうし、
研究成果の誇大表示がますます露骨になる。
(俗物研究者がしゃしゃり出てくる予感)

一流研究者にとって給与がモチベーションに与える影響は小さい。
(だったら、大学4年で卒業して、金融分野にいけば稼げるのだし)


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