海外ポスドクってどうなの?
どうやってなるの??
博士課程を無事に卒業したあと、海外で留学生活といきたいひとも多いと思います。
そんな時どんな選択肢があるでしょうか?
- 独自に行きたいラボのボスと交渉して給料を出してもらう。(そのボスがお金持ちだったらいい方法かも)
- 海外学振をとる。(2年間お国のお金で研究三昧)
- ほかのフェローシップをとる。(HFSP等)
2.競争率は高いですが、博士の時に業績があれば問題ありません。よいプロポーザルをかいてお金をとるだけです。超有名研究室でなければフェローシップをもったポスドクを断ることはまずありません。学術振興会から年520万円が2年間でます。今円高ですから悪くないかも。ただ、海外では無名すぎて、CV的にはあとあと役には立たないと思います。日本に帰ってきましょう(もしくはCNSにファーストオーサーだ!)。
3. HFSPなどのフェローシップをとる。HFSPはHuman Frontier Science Programの略で、基礎的な生命科学にお金をだしています(中曽根首相が創設に動いた)。国際機関なので一応世界的に名の知れたフェローシップです。海外学振のように海外では無名ということはありません。このフェローシップをとったポスドクは海外でもそれなりに評価されます。ただ、給与が現地通貨立てなので、例えば、2012年度はUSAでは初年度46800ドルです。現在一ドル77円ですから日本円にすると360万円です。1流フェローシップをとってこれだとちょっと悲しいかも(いや間違いなく悲しい)。円高だとHFSPでフェローシップとる人いなくなるんじゃないかな〜。かたや、海外から日本でポスドクをする人(外国人)には非常によくなっています。日本にくると初年度で650万円もらえます。最終年度は700万円。いまだったらアメリカで9万ドルですから。ポスドクでこれならいいですね。
でも、HFSPさんこれって何かおかしくないですか?

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