2013年1月16日水曜日

任期付き助教の転職 ポスドク・オーバードクター問題

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任期付き助教の転職
http://antiacademicpost001.seesaa.net/

という記事がはてなに出てたのでちょっと書いてみる。

上の記事の要約は、
”教授などの終身職を得るまでの道のりは大変。
生半可な業績じゃ競争が激しすぎて無理。
しかも業績だけじゃなくてコネまでいる。

だけど、ポスドクや助教は給料500万円〜600万円もらっていて実は結構ぬるい。
こんなぬるい世界にいると自分のスキルアップができずに
いつか緩慢なる死を迎えるに違いない。さあ民間企業に就職しよう。”

全くその通り。
民間企業とは異なる常識で動いてる。
基本的に、ぬるい世界で、ほとんど成果を上げていない人が多い。
これは税金の無駄じゃないかと”納税者”としてはがっくしくる。
全くセンスがない研究者にいたっては高価な試薬を捨てているようなもの。

でもそれはしょうがない事なのだ。
研究者になりたいという人は、2つに分かれる。
真剣に科学者になろうと考えているひと
何となく社会にでたくないからそこにいるひと(モラトリアム)
数としては後者が多いかもしれない。

そうなるとぬるい社会になる。
(決して優秀なひとが集まっている社会ではありません)

だけど一言いいたい、ポスドク・オーバードクター問題はもううんざりだと。
どうでも良いではないか。
食えなきゃ食えないで。
なんとか仕事見つけろよと。
いい加減、自分の人生は自分で責任をもてよと。
豊な日本にいるんだったら何にしても生きては行けるだろ???

日経新聞で取り上げられるポスドク問題だから、

さまよう「非正規博士」 


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD12021_S3A110C1SHA000/
そろそろ、ポスドクの未来は明るいのじゃないかなあ。
こんなニュースを見ていたら大学院に優秀なひとが進まなくなるでしょ。
そしたら、今いるポスドクの人は
アカポス取る競争が緩和されるし、WDBみたいな研究者派遣業ができるぐらいだから、もうちょっとしたら、簡単にアカポスとれるようになるかも。

研究者に真剣になりたいひとにとっては今がチャンスでしょ。
(なんでも夜明け前が一番暗い)



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