2014年3月25日火曜日
改竄・捏造した者たちの勝利
小保方さんの問題が示したことの最も危険な側面は、
キャリア形成において、
改竄・捏造した者たちの大勝利であるということ。
もし、小保方さんがこれ程ずさんではなく、
Nature論文に明確な改竄・捏造がなかったら、
どこかの教授になっていたことでしょう。
水面下では、東大、京大、早稲田、理研の綱引きだったそうです。
これほど需要があると、売り手市場ですのでパーマネントの教授職を
いきなりゲットできたかもしれません。
そして、STAP細胞の再現はなかなかできないまま月日は流れていったことでしょう。
しかし、捏造かどうかの証明はきわめて難しく、一旦教授になってしまえば
そのままのわけです。
嘘をついてまで職を得たいかといわれると私はNoですが、
中には平気な人もいるでしょう。
そうすると、やはり改竄・捏造がはびこるのを防ぐすべを
今の私たちは持っていないことになります。